インターネットとは、個人の考えを促進するツールである。
『インターネットとは、個人の考えを促進するツールである。
例え、その方向が良い方向でも、悪い方向でも。』
ネット社会には、日本人的群集心理が一番顕著に表れるように思います。
例えば、日記+掲示板のサイトでは、
・いいことがあった→おめでとう
・悲しいことがあった→負けないで!がんばって!
・上の立場の人に怒られた→○○さんは悪くないよ!
という感じに進むことが多い。
それゆえ、否定的な意見はなかなかでてこないのである。
そんな状態でサイトを続けていると、たまに自分の考えを批判されたりすると
「荒らしだ」とか言い出して、否定意見をすべて受け入れない人がいたりする。
これが、俗に言う「インターネットが子どもの人格の発達に歪みをもたらす部分」
だと私は思う。やっかいなことに、本人はその流れの中にいるから
「私は正しい。○○ちゃんも私と同じこと考えている。応援してくれている。」
としか考えられないということだろう。
だって人間ですもん。自分を批判する人なんかより、
自分に賛成してくれて自分を応援してくれる人を仲間にしたいじゃないですか。
そのとき。
自分の向かっていた方向が良い方向なら、素晴らしい力を発揮するのです。
しかし、悪い方向に向かっていたら、・・・・・。
今、アナタが向かっている方向は正しい方向でしょうか。
その判断は自分自身では判断しにくいものです。
もし、意見や批判をもらったら、一度客観的に自分を見直してみましょう。
批判してくれた方への感謝の意も忘れずに。
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コメント
世の中は否定的なことであふれているのに「否定的な意見はなかなかでてこない」ということはないと思いますよ。
大部分のところでは否定的なことを言うのが多く、否定的な意見がなかなかでてこない場所というのは一部分だけでしょう。
あなたはその一部分のところを見て言っているのだと思います。
特にネットでは2chをはじめとしたサイトで批判に限らず罵倒や晒しといった行為が当たり前に行われいます。
だからネットは否定的なことを書くことが少ないということはなく、
むしろ肯定的なことを書くのが少ないと思います。
>自分を批判する人なんかより、
>自分に賛成してくれて自分を応援してくれる人を仲間にしたいじゃないですか。
賛成してくれる人より批判する人のほうが圧倒的に多いと思います。
投稿: はい | 2007.09.08 21:12
↑2ちゃんはそうでも
SNSや個人ブログの米欄のような馴れ合い的な場では
逆に肯定的な意見のほうが多いけどね。
投稿: | 2008.04.01 18:13