« ブログ論を批判するときに注意すること | トップページ | リスクマネジメント »

「自分語り」と「表現力」

「S嬢のPC日記」
このサブタイトルとして以下の一行を加えてある。
考えるのは、常に「その先」
S嬢のPC日記:「自分語り」と「その先」の冒頭部分を借りてみる。


「304 Not Modified」
このサブタイトルとして以下の一行を加えてある。
表現力を育てる場所。

私はこのブログを使って数多くのサイト論を書いてきている。
その中で何度かこのように言っている。
「あるサイトに自分と思っていたことと同じことが書かれていたとしても、自分の言葉で書いてみよう」
(参考:ブログは題名のないワークブックである
これには、読んでわかった気になったことでも、いざ自分の言葉で書いてみると違うという意味である。
そして、いざ書いてみると、同じことを同じように書いたとしても、伝わり方が違うことに気づくであろう。
おそらくこれが「表現力の差」なのだと私は思っている。
同じことでも書き手によって異なるものとなり、また同じ人が書いた言葉でも時が変われば違うものになる。

最近、ブログというものは、突き詰めてしまうと「自分語り」をする場所でしかないと思うようになった。
そう考えると、ブログというものは、文章というものは、結局は管理人の味次第である。
要するに、「表現力」を育てるということは、管理人自身を育てるという意味になるのではないだろうか。
このブログが自分の意見を伝えるブログである以上、伝えたいことが自分の意図通り伝えられるかどうかは非常に重視すべき事項である。そのために必要な「表現力」を育てることが目標である。「表現力」の向上と共に、自分自身も成長できたら良いなという欲も込めて。

表現力。
それは、自分語りを楽しませるためのスパイス。
 
 
 
はてなブックマークに追加

|

« ブログ論を批判するときに注意すること | トップページ | リスクマネジメント »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「自分語り」と「表現力」:

» 『自分語り』と『文学的雪かき』 [□■ Not Found ■□]
『Not Found』  このサイトの説明として、次の“ひとこと”を加えるようにしている。 “文学的雪かき”  一見わかりずらいコピーかと思うが、これはご存知、村上春樹氏の言葉である。オリジナルは“不毛な作業”的なマイナス・イメージの言葉であるが、僕のこのサイトととしてはそこまで“ぐったりする”ニュアンスは込めていない。ネット上に氾濫している文字を整理し、筋道をつくってあげることによって、“どこか”へ行けるのではないだろうか、というちょっとした可能性もこめたつもりだ。  人が... [続きを読む]

受信: 2005.10.25 00:27

» 表現力 [たのしい検索 ゆかいな検索]
本日は「表現力」をキーワードに、表現力に対して思うところの書かれたテキストを、拾い出してみようかと思います。 [続きを読む]

受信: 2007.10.09 02:11

« ブログ論を批判するときに注意すること | トップページ | リスクマネジメント »