更新するということ
■更新するという行為は新しい情報を発信する行為である。
新しい情報を発信することを更新と呼ぶ人もいるだろう。多くのWebサイトにおいて新しい情報を積み重ねることによって、更新を続けていくことによって、Webサイトの財産を増やしていく。そして読者もまた。新しい情報が更新されないかと多くのWebサイトを巡回しているのである。
■更新するという行為は既存の記事を過去ログに追いやってしまう行為である。
多くのWebサイトにおいて、新しい情報を最も読まれやすい位置に配置する。時系列を特徴とするブログにおいてはその特徴は顕著である。例えば、このブログは直近5記事しか表示せず、それ以外は過去ログから読んでもらうしかない。今、5番目に新しかった記事は、次の更新によって直接日の目を見ることはできなくなってしまうのである。
多くの読者は新しい情報を求めている。
これは真実であろう。
多くの読者は新しい情報だけを求めている。
違うと言いたい。新しい情報だけでなく、良い情報はいつになっても良い情報であると思う。
多くの管理人は新しい情報を見せたいのか。
そうだと思う。新しい情報を積み重ねていくことでサイトが形成されていくのだと思う。
多くの管理人は新しい情報だけを見せたいのか。
私は違う。自分の出した情報すべてを目にしてもらいたい。皆も違うはずだ。良い記事を見てもらいたいはずだ。
ブログは時系列で表示されるという事実。
過去ログが読みにくい。
RSSは最新情報しか配信しないという事実。
過去ログは読まれない。
ブログ検索の多くは記事の内容より更新時間が新しい記事を上位に表示する事実。
過去ログには価値がないと言いたいのか。
私は個人ニュースサイトを運営している。自分で見つけた良いニュースを皆にも知ってもらいたいために、良いニュースを見つけたら今すぐにでも更新して読者に届けたいという欲求にかられる。しかし、一歩踏みとどまるよう努力している。今更新してしまったら、今最も新しい記事が一つ古い記事になってしまう。そうなってしまうと、もしかしたら読まれないのではないだろうかという不安にかられる。また、「最新の記事」である時間が他の記事より短くなることが、その記事の晴れ舞台の時間を減らすことと考えてしまい申し訳なく思うことがある。
しかし、このブログにおいてはそれさえも利用することがある。もともと週に一度程度の更新しかしないブログであるが、一日に何回も更新する日も何回かあった。それは、自分でも恥ずかしい記事を隠すため。自信がない記事に対してちょっと恥ずかしくなって、別の更新で最新の記事でなくすることにより、過去に追いやる。そうすることであまり多くの人の目には入らないのではないだろうかと、無駄にあがいているのだ。
更新するということは新しい情報を届けることである。しかしそれと同時に、一つの新しい記事を更新することで、かつて最新の記事だったものがひとつトップページから消えてしまうことも忘れないで欲しい。
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コメント
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投稿: プータロー | 2012.06.29 02:36
しまったホームページアドレス記載してなかった。
こちらです。
http://megumitoshiyuki.web.fc2.com/index.htm
以上
投稿: プータロー | 2012.06.29 02:38