書きたいように書けなくても、まず書いてみよう
ネットサーフィンをだらだらしているだけで、このブログ素晴らしいなぁ、私もこんな文章を書いてみたいなぁという記事をいくつも見つけることができるようになりました。しかし、いざ自分で書いてみると思った様になかなか書けないものです。
そんなときはどうしたら良いか。
そんなときは、まず書いちゃえばいいと思うんです。
難しいとか、自分にはダメだ・できないなんて考えていたことが、いざやってみたら簡単だったなんて経験はないでしょうか?まずは書いてみましょう。そして、公開してください。そして、…後悔してください。
素晴らしい文章なんて最初から書けるものじゃありません。そして、いつになってもなかなか書けるものではありません。でも、何回も何回も書いていれば、いずれ自分の文章ができあがり、多くの人の目に触れることで、少しずつ精錬されていくものではないでしょうか。
就職活動のバイブルと言われる本の一つに「面接の達人」という本があります。有名すぎる本で賛否両論あるのですが、当時の私は非常に感動しました。自己アピールをするためにはまず自己分析をする必要が在るのですが、そのために今までの自分の人生を原稿用紙100枚に書けという問いがありました。誰もが思うでしょうが、相当濃い人生を送っていない限りそんなに書くことは不可能です。しかし、本当に大事なことは、100枚書くことではなく、実際に書くことなのです。「100枚なんて書けるわけがない」と諦めてしまった人と、「100枚書こうとしたけれど40枚しか書けなかった」人ではどちらが自己分析ができたかは自明だと思います。
書きたいように書きたいけれど、無理だから書かない。それに何の意味がありますか?最初から諦めてしまったら、いつまでも書くことなんてできません。
書きたいように書きたかったけれど、実際書いてみたらこんなヘタレな文章しか書けなかったよ。それでいいじゃないですか。書いてみてやっとわかるものがあります。それに向かって、少しずつ腕を上げていけばいいのです。それに、もし自分では納得いかない文章でも、100人の読者のうち一人くらいはアナタの文章を好きだと言ってくれる人がいるかもしれませんよ。
私が見てきた中では、最初から「こうしたい」という強い思いで始めたブログの多くは、大成せずに、自分の理想に届かずに、閉鎖されていきました。最初から完璧を求めたら何もできません。少しずつ、上手になっていけばいいじゃないですか。
ただ一つ、これだけは忘れないでください。
最初に持っていた 向上心 だけは。
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