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自分の趣味の合わないサイト=悪いサイトという勘違い

「このサイトは素晴らしい!」

こう評価するときの判断基準には、自分と合うサイトあるいは自分の理想とする何かが存在するサイトではないだろうか?

しかし、

「このサイトは全然ダメ。つまらないよ。」

という言葉は、趣味が合わないサイトに対しては使って良い言葉ではないと思う。趣味が合わないサイトならば、おもしろくないのは仕方の無いことだろう。だって興味がないのだから。興味が無いジャンルの文章をおもしろく読ませるような優秀なサイトには憧れるが、なかなか難しい。

このブログの賢明な読者なら、「つまらないブログを指摘する暇があったら、おもしろいブログを探せばいいのに」とか「以前も書いたように、相手をつまらないと指摘しても自分の優位性を示すことはできないぞ」と、私が言うことは容易に想像つくだろう。

しかし、サイトを評価する点において、悪いと言われるのは一番良いのではないかとさえ思うことがある。まず、「良い」という評価は非常にうれしい。自信にもつながるし、良いだろう。そして「悪い」という評価は一見イヤなイメージしか持たないように思われるが、良く考えれば改良余地があるということで、今後どんどん良くなる可能性を持っている。反面、最も困るのは反応が無いということだ。好きの反対は嫌いではなく、無視だと考えてくれば伝わるだろう。

「悪い」ではなく「私には合わなかった」と。
「悪い」ではなく「私はこうしています」と。
「悪い」ではなく「こうすれば良くなるのではないか」と。

「悪い」と言ったアナタは、私に何を望むのですか?
「悪い」と言ったアナタは、周囲にどのような反応を期待したのですか?
「悪い」と言ったアナタは、本当に悪いと思っていますか?

私のブログには言葉しかありません。だからこそ、言葉の強さには敏感でいたいです。
強い言葉を使ったときの影響力、アナタは考えていますか?


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コメント

 僕は結構、デザインに対する指摘を求めています。文字の大きさ、改行幅、サイドバーのレイアウト、トップページへの記事表示数とか。
 いつも「これで本当に良いのだろうか?」と思い、たまに変更し、しかし度々変更すると見にくいよな、などと思い。

 しかし、他のブログに指摘することはあまりないです。文法に対する指摘と同様、デザインに対する指摘をすると、そのブログのファンから「そんなことより中身が大事でしょう!」と罵倒されるだろうな、と思うから。
 中身と同じくらい、時にはそれ以上に外見も大事なんですけどね。

投稿: LSTY | 2006.02.10 14:41

こんにちははじめまして
 
自分の趣味の合わないサイト=悪いサイト
ではないとボクも思いますよ
思考が違うけど
・・・こういう考えもあるなぁ
と思い参考にしてます
 
また、自分への悪いという評価は
「勝利条件を獲得する」
ということにつながるということですよね?
 
良い評価ばかりえていることや
何もないことというのは
自分を成長させる材料にはならない上、
自分の事は見えにくいですから
悪口はありがたいのですが・・・
あまり悪口をかかれないので
ゼヒ悪口を書いてもらいたいところです

投稿: ぼな | 2006.02.11 17:57

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