仕事、していますか?
昨日、水10!ココリコミラクルタイプでリリー・フランキーさんがこんなことを言っていた。
昔の農家の人達にとって「仕事に対する考え方」というのは少し違っていた。米を作ったり、野菜を作ったりして売るのは
仕事とは言わずに生業(なりわい)という。
生きていくためのお金を稼ぐことである。荒地を耕したり、お金にならないことをするのが
仕事である。そうすると
現代では生業が忙しい人は多いが
仕事をしている人は少ないよね。
とても考えさせられる ことば だった。
私は、仕事をしているだろうか?
この ことば からこんなことを思い出した。
私はプログラムを書くことを生業にしている。そして、今年度からは管理もすることになる。そんな私がした仕事とはなんだろうと考えた。去年、私は簿記3級の資格を取った。一年にわたり、MBAの通信教育も受講した。このことを部長との面接で話したら、こんなことを言われた。
「すごいねぇ。で、それをどう仕事に活かしたのかい?」
資格を取っただけで満足していた自分は、勉強をしただけで満足していた自分は、この言葉に衝撃を受けた。今なら思う。あれは仕事ではなく趣味だったんだな、と。今はまだ何も役に立ってはいないだろう。それを、直接お金を稼ぐという行為に結び付けてこそ、仕事になるんだなと思う。
社会人になった今、資格は取れば良いというものでもない。勉強もすれば良いというものでもない。それを生業に関連付けて初めて、仕事になるのだと思う。
明日は出社したときに「おはよう」と声をかけてみようかな。
もしそれで、職場の雰囲気が良くなるようならば、それもまた仕事なんじゃないかと思う。
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