アフィリエイターがVIPブログに学ぶべきこと
一部のブロガー、そして多くのアフィリエイターは、一円でも儲けられるよう試行錯誤している。私自身もアフィリエイトには賛成派であり、多くのアクセス数を抱えるサイトはそれ相応の報酬を受けても良いと考えている。そのためにはどうしたら良いかをいくつか書いたことがある。
前者では「アフェリエイトも自分のコンテンツの一つと思え」と、後者では「アフィリエイトはおまけではなく、メインコンテンツになれる存在だ」と述べている。私はこのうちの前者を、VIPブログが実にうまく実現していたと考えていた。
多くのサイトが閉鎖されてしまったため実例を示せずに申し訳ないが、このようなレス紹介があったことを覚えていないだろうか。VIPブログの形の一つとして、一つの記事の最後にアフィリエイト(主にAmazon)を掲載する形のものが多い。そして、そのAmazonの商品(のタイトル)によってオチを形成している記事が頻繁に見られ、そのような記事には「アフィにワラタ」というコメントまで多数ついたりしていたのである。私はこれを見たとき、まさにアフィリエイトをコンテンツに組み込んだ一つの例だと思ったのである。
最初に誰がこのようなオチの付け方を始めたのかはわからないが、私の知る範囲ではワラタニッキさんとニャー速さんのアフィ選択センスは非常に良かったと思っている。皮肉にも、アフィリエイトのセンスがあるがゆえに今回の騒動では中心になってしまった感があるのが残念ではあるが。
最近のアフィリエイトの流行りが何かはわからないが、私の思う限りではコンテキストマッチの広告が主流なのではないかと思っている。サイトの内容を解析して、内容に合った広告を掲載するプログラムである。テキスト広告ではGoogle AdSense、AmazonではAmazon Searchやlilboxなどが有名だろうか。確かに、ブログの内容とマッチした広告が表示されはするが、それは広告であり、コンテンツになれることはない。確かに広告を自動で選んでくれることは便利だが、そこに意味は生じない。アフィリエイトに意味を持たせること、それがアフィリエイトブログへの第一歩だと思う。
注意:ここでいう「VIPブログ」とは、2ちゃんねる上の発言の一部を掲載するブログの中でも、ニュース速報(VIP)におけるレスを中心に取り上げるブログのことを指す。
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