ブログ時代の個人ニュースサイト
少し前の話になるが、白い戯言さんの個人サイト生誕日データベースを見て思ったことがある。
それは、ニュースとして紹介されるニュースサイトが増えてきたということ。
ブログ元年と言われる2002年以降ブログ型個人ニュースサイトが増え、それと同時に羅列型以外の多彩なニュースサイトが増えてきた。その大きな理由がPermalink機能で、今までは自分でページを分けるかnameタグを使うしかなかったものを、Permalinkにより個別記事として抽出することが容易になったことだろう。
ブログ論で良く語られることの一つに、「個別記事を読んでくれた読者をどうやってブログ全体の読者にするべきか(一見さんを常連にするにはどうしたら良いか)」というお題がある。要するに、Permalinkで連続している記事郡から一つだけを読まれるのではなく、全体を読んで欲しいという主張である。ブロガーとしては、一人の書き手がすべての記事を書いているのだから他の記事にも興味を持って欲しいと思うのは当然かもしれない。
しかし、それを逆手に取ることもできる。
確かにブログとしては連続しているけれど、Permalinkで区切られたら他の記事は見れないのだから他の記事と関係なくてもいいじゃないかという発想。普段は羅列型ニュースサイトだけれど、紹介した記事に考察や意見を追加することで新たな記事にしたり、2chのログをまとめてみたり、たまには自分で記事を書いてみたり。そんな感じで書いた記事がニュースサイトで紹介されることで、自分のブログが多くの人の目に留まり読者を取り込んでいく。そうやって大きくなることもできるのか。
羅列型ニュースサイト2.0は、ビックリマンチョコみたいな感じかな。シールが楽しみな人もいれば、お菓子をうまいと食べる人もいる。どちらにしても、買うのは「ビックリマンチョコ」であることに変わりはない。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント