del.icio.usに移行しつつある人を引き止めたい私
小野和俊のブログ:私がdel.icio.usに移行しつつある理由を読んで。
挙げられている3つの理由が「1. タイトルの共有」「2. タグバンドル」「3. ツールバー」ということから、この方とは使用目的が違うのかな?って思いました。それは挙げている不満が、自分でブックマークするときの利便性と、自分でブックマークした記事をあとで探し出すときの利便性であり、決してソーシャルな部分ではなかったということです。
ちなみに、私自身はてなブックマーク以外のソーシャルブックマークを使ったことがないので、こんなこと言う立場ではないかもしれませんが、思ってしまったので言葉にしてみます。
私、はてなブックマークで一番見るのははてなブックマーク - maname.txt-nifty.com の新着ブックマークなんですよ。要するに、自分のブログをブックマークしてくれた人のコメントです。やっぱり自分の記事にどんなコメントがされるのかというのが一番気になっちゃうんですよ。これの最大の利点はどんなに古い記事にブックマークされてもわかるってことです。でも、被ソーシャルブックマーク状況をチェックする方法のまとめを見たところ、del.icio.usにはこの機能がないみたいじゃないですか。もし、del.icio.usが今のまま大人気になったら、過去記事へブックマークされても把握できないのがすごく申し訳ないのです。
次に見るのは、ブックマークのエントリーページ(例えば直前の記事ならコレ)です。私のはてなブックマークはブックマーク記事が少ないのを見れば特殊な使い方をしているのが分かると思いますが、記事をブックマークするというよりエントリーページへアクセスするための道を残す使い方をしています。他の人のブクマコメントを見るためにブックマークしている部分が多く、自分でブックマークした記事は直後2~3日は1日10回くらいはコメントを確認しています。
コメントならdel.icio.usにもありますが、私が何より気に入っている部分は「このエントリーを含むほかのエントリー」と「このエントリーを含む日記」です。これによってアドレスを含むはてなダイアリーがすぐに分かったり、他のブログでもブックマークされればここで把握できます。ある記事に対する他の人の反応や意見を集めるのに、はてブはものすごく有用なんです。
小野氏のブログは私自身の巡回先である上に、上記記事も半日で 93user とはてブ界でもそこそこ影響力があるようなので、del.icio.usに移行しちゃうよん♪という意見は、ちょっと待ったー!とこんな記事を書きたくなってしまうのです。だって、はてブが私の好きなはてブであるためには、ユーザ数が国内No.1であることが前提ですから(すでに違ってたらどうしようw)。「このエントリーを含むほかのエントリー」なんて、ブックマークする人がいっぱいいてこそ、役に立つものですし。影響力がある人は引き止めておくに限るのです。
さいごに。上記の記事を読んで、最初に以前書いた記事を思い出しました。この人は、自分でブックマークした記事を後で思い出したときに見つけ出すためのツールとしてソーシャルブックマークを使っているのかな、と。私は、自分のブログあるいは気になった記事を中心に、関係がある記事を探すためのツールとして使っています。この目的の違いがあるのなら、この記事では止めることはできないでしょう。それでも、いろんな使い方をする人がいてこその集合知です。出る人を引き止める人がいたっていいですよね。
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コメント
<このコメントは近日中に削除します>
ま様、記事に直接関係無いコメントでしたので削除させていただきました。記事に関係ないコメントはメール、またはらくがきちょうの方にお願いします。
投稿: まなめ | 2007.02.21 20:23