サイト作りは、コンピュータ好きなら必ず通る道
注意:この記事はLingua furanca.にて「今のサイトを作った理由」というお題で書いた記事を転載したものです。
学生時代の私って、数学の問題を解いているときが楽しくて仕方なかったんですよ。中学とか高校って、教科書と一緒に問題集もついてくるじゃないですか。その問題集を解くのが好きだったんですよ。でも、家で勉強するような性格でもなかったので、解くのは授業中なんですよね。だから、中高と数学の授業だけはほとんど聞いてません。
でも、これが意外と理にかなってたんじゃないかって今は思うんです。授業を聞いていると公式を覚えてそれを使う問題を解くって順番じゃないですか。でも、私の場合はまず問題があるんです。今までの知識で解けちゃうものもあれば、新しい公式を覚えないと解けない問題もあるのですが、「なんじゃこりゃあ。全然わからねーよ」って悩んだ挙句に公式の存在を知るわけですよ。時にはやたら遠回りにめんどくさい方法で解いた問題が、新しい公式を使えば簡単に解けたり。そんなのを知ったときにはもう感激。こうやって出会った解法は忘れることもなく、また既存の知識で新しい問題に挑んでばかりいたのでそれまでの知識の限界も把握できるという非常に良い勉強をしていたんだなって、今更ながら思ってます。
そんなこんなで大学は数学科に進んだのですが、早いうちに挫折しちゃいました。だって、問題集がないんですよw 授業聞いてもサッパリ頭に入ってきません。きっと数学の本質よりも、問題を解くことにしか興味のなかった人間だったのでしょう。でも、いいんです。もともとコンピュータ寄りのこともできると知って、ここの学科に入ってきたので。
それでも高校生当時は井の中の蛙ながらも数学には絶対の自信を持っていたんですよ。でも、数学じゃあ食っていけないなと思って、大学行ったらコンピュータいじろうって思ってました。当時からプログラマになりたいって強く思っていたし。理由までははっきり覚えてないけどね。きっと小さい頃からパソコンがあったし、ベーマガ片手にプログラムいじって遊んでたのが楽しかったんだろうな。
高校の友人が情報系の学科に進んだこともあって「今日こんなことやったぜ」と毎晩電話で報告されるたびに負けてたまるかって思ってた。4月の後半にアカウントをもらってからは講義の合間に情報のテキストをすすめて、すぐにGW前にはサイトをオープンさせたっけ。その頃は、UNIXの知識もほとんどなく、日本語入力の方法も知らなくて、本当にテキストどおりに作ったって感じのサイトだったよ。こんなのを見てなつかしく思う人はいるかな?
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当時はこんな感じのサイトばかりで、私も何も考えずにこんなサイトを作った。でも、サイト作成は講義の終盤でやる内容だったせいか、私がその大学の同学年のうちでは最初にサイトを公開した人だったそうです。その大学のコンピュータ管理者のサイトに、紹介文と共にリンクされているのを見たときは凄くうれしかったな。あれがその後の更新のモチベーションだったと言われても否定できないね。最初の開設からニュースサイトのお世話になっていたんだなって思うと、今自分でニュースサイトをやっているのも何かの縁なのでしょう。
で、なんだっけ。そうそう、今回のお題は「今のサイトを作った理由」だったね。最初は、単に講義の予習で作ったんですよ。好きなことは教わる前に自分で実践する派なので。あとは負けん気の強さかな。その友人に負けないよう講義で教わらない部分は全部独学したし。こんな感じで、私にとってのインターネットとは、メールよりもネットサーフィンよりも日本語入力を覚えるよりも前にサイトを作ることから始まっているのです。
まずは実践して、
足らざるを知り、
必要なものを見つけ、
自分のものとする。
その繰り返し。
そこに細かい理由なんて存在しません。
好きなものの前では、誰もがジョージ・マロリーになるのです。
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