私が選ばなかったオススメ本3冊
Lingua furancaの3回目のお題は“あなたの選ぶ「この3冊」"。結局は学生のうちに読んでおきたいお金に関する本3冊というジャンルを指定する形で落ち着きました。しかし、私のオススメ本は108冊まであるぞ!ということで、番外編としてそれ以外のオススメ本をこちらで紹介したいと思います。
清涼院流水のJDCシリーズより「ジョーカー」「コズミック」「カーニバル」の3冊。もうこれしかないだろと思いつつも、もし記事を読んで全部揃えてしまった人が読んでいるうちに壁に本を投げつけて「まなめに騙された」と憤慨されるのを恐れて断念。万人向けの本ではなく、神人しか読めない大説ですから。第一、文庫版でシリーズ読みきるには上記3タイトルで10冊、彩紋家事件まで加えたら12冊必要ですからね。全然3冊じゃありません。時間と根性と勇気がある方のみ、チャレンジしてください。私も読みきるのに本当に苦労しました。その分、愛着あるんですよw
私が本当にオススメする本3冊と言えば、山田ズーニー「伝わる・揺さぶる!文章を書く」、アービンジャー インスティチュート「自分の小さな「箱」から脱出する方法」、栗田 哲也「数学に感動する頭をつくる」でしょう。しかし、これらを選ばなかった理由は、私を多少なり知っている人ならこの本が出てくることは容易に想像できるから。私の記事を最初に読んだ白球さんからも「ズーニーさんの本があるか確認した」と言われたほど。私の中での絶対的良書をすすめるのも良いけれど、りんふらは私の場所ではなくみんなの場所という思いがあって、見送り。
上記3冊も多くの人に喜ばれた本ですが、実は「まなめさんに影響されてハマリました」という言葉を一番頂いたのが西尾維新の戯言シリーズ+化物語(ガッカリでしたという反応もありましたが)。個人的にはコレをラノベにあてはめることに抵抗があるのですが、周囲ではラノベと言われているのでここに。私が名言好きというのもあるのでしょうが、地の文がたまらなく好きなんです。言葉で遊んでいるあたりがとても。これを選ばなかった理由は、西尾維新好き過ぎてどうしても他の2作が見劣りしてしまうから。ちなみに、残りの2つは「文学少女」と「とらドラ!」。これはこれで大好きなんですけどね。次点で、春期限定いちごタルト事件/夏期限定トロピカルパフェ事件も。次点に落ちる理由は出版ペースが遅すぎるので仕方なくといったところです。
元々、まなめはうす本体よりもサブでやっていた漫画ファンサイトの方が圧倒的に知名度が高く、未だにそちらの読者が読み続けてくださっているのが現状。実際に、いいひと。の頃は作者の高橋しん先生を呼んでオフ会を開いたり、モンキーターンのときは週に1度の更新でジャンル別のアメブロランク2位を維持したり(ガンダムの牙城崩せず)。そうなってくると3冊なんて選びきれないのですが、どうしてもと言われたら「帯をギュッとね!」「いいひと。」「特攻の拓」でしょう。何度も何度も読み返した回数ではこの3作が断トツです。本当は「ハイパーあんな」の方が読みまくったかも。。で、これを選ばなかった理由ですが、以前Tech総研さんで TOPエンジニアが選ぶ「頭脳が癒されるマンガ」30冊 という特集に参加したんですよね。だから今回はパスということで。
私、本に関しては疎いのでこのジャンルをなんて呼ぶのかわかりません。よく新書コーナーに並んでいたり、ベストセラーに並んでいたりする本です。小説でいいのかな?というわけで「普通の本」とかよくわからない分類にしましたが、恩田陸「夜のピクニック」、横山秀夫「クライマーズ・ハイ」、川端裕人「夏のロケット」の3冊をピックアップ。3作品とも世界にぐっと入り込めて一気に読んでしまった本です。こういうときどんな言葉で表現したら良いのか分かりませんが、読書を楽しみたい人は読んで損はないと思うのですがどうでしょう。この3冊を選ばなかった理由は、私らしくないかな?って思ったので。たまごまごさんが夏のロケットのコミック版「なつのロケット」を選んできたのにはやられたって思いましたけどw
私が一番読んでいるのは投資の本ですよ。株式投資というのは勉強した分だけリターンが返ってきますからね。いや、リターンが返ってくる人は勉強している人というだけかな。やはり継続した勉強が必要だと思うのです。実はこの方向でりんふら向けの記事を書こうと思ったのですが、会計や経済の知識も分からずして投資とな!と思いましてあんな感じになったのですが、実際投資関係の本は良書が多過ぎて紹介しきれないんですよね。それに、投資に絶対はなく、数多くの知識を得た中で自分に合った本を探し出すということの方が重要だと思っているため、私が良いと思った本とオススメできる本は一致しないのです。とりあえず、3冊ほどリンク張っておきますが、私は図書館などで気になったタイトルを全部借りて読むくらいが良いと思いますよ。というわけで、投資本を選ばなかった理由はオススメ本を選びきれなかったため。
“あなたの選ぶ「この3冊」"というお題を見た瞬間、これはりんふら代表者の白球さんに読ませる本を選べとしか解釈できなかったんですよね。それに、りんふら執筆陣は学生が多いので社会人という立場から本を選んでみたかったのです。そうなると年収300万円時代とか401kとか年金問題とか、避けては通れないお金の問題に対して、まずは知識をつけてもらいたいなと思って選びました。
ただ、あの記事を読んですぐに本を買ってみようって人はいないと思ってます。ただ、お金の知識っていずれ必ず必要になってくるんですよ。そうなったときに、書店にズラリと並ぶ本からどの本を手にとっていいのか分からないと思うんです。そんなときに、そういえばまなめの野郎が導入書を薦めてたなぁとでも思い返してくれれば、良いと思ってます。
唯一の弱点は、選書が古いということですね。会計・投資の本は私が読んだ本から改版されていましたし、経済の本に至ってはもはや通常の書店では入手できないでしょう。私が読んだ時ですら古本屋でやっと見つけたほどですから。“今”のオススメがありましたら、どなたか教えてくださいませ。
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