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大企業社員が見ているもの

今更だけれどMy Life Between Silicon Valley and Japanより以下の記事を読んで。
「好きを貫く」ことと大企業への就職自らの傾向や「向き不向き」に向き合うこと大企業の今後、そこでの適性、それと「好きを貫く」こと勉強になる反応(トラックバック等の中から)のご紹介「「個」として強く生きること」と「ウェブ・リテラシーを持つこと」の関係「何かの専門性」と、「好き」を共有する友達のネットワークと、そこに働きかける「営業力」お金のリテラシー、「路頭に迷う」、「向き不向き」「好き」と競争力の関係

高校のとき、最初の進路面談で「志望大学は?」とか聞かれて何も答えられなかった。だいたい、大学を東大くらいしか知らなかった自分の世間知らずっぷりには先生もあきれていた。思えば高校入試も、A校・B校の二択でしかなく、どちらも男子校でどちらも距離が15kmほどあった。どちらも大差ないだろうと誰かにすすめられるがままに決めたような気がする。全く覚えてもいない。大学も、その最初の面接でたまたま某コミックに出てくる大学の名前を言っただけて、そこに何があるとかレベルがどうだとかは全く知らなかった。3年後、その大学に入ることになるわけだが。

そんな私は就職も似たようなもので、直前まで何一つ考えずに「院に進もうかな~」程度に考えてたら、お金ないよーって言われて、あわてて10社程度まわってすぐに決めてしまった。当然ながら、たいした知識もなかった私はベンチャーって単語も知らなかった。知り合いに起業した人が3人もいながら、当時は全く興味も持っていなかった。会社に入ってからは本を読むようになり、少しは物事について考えるようになったけれど、今の自分が大学生に戻ってもベンチャーを受けたとは思えない。集団の力や企業名をも活かして勝負する大企業には一流の人、でも真の一流は個人の力だけでも勝負できるベンチャー、なんて思っている私。そんなわけないって言われそうだけれど。こう考えている私には利用できるものの多い大企業の方が居やすいと思える。

そういえば、大学進学も就職のときも「○○がやりたい」という強い想いがなかったんだよな。プログラマになりたいとは強く思っていたけれど、それは手段であって、その手段を通して何がしたいとかはなかった。バイトで教育ソフト作ってたのと教員免許を取る程度には教育に興味あったけれど、その分野の狭き門には驚いた。昨日のエントリーだって、技術者として成功したいという人がどんな会社を選ぶかって話だけれど、会社を選ぶ前に自分の目標とする技術者像が決まっていないと何の意味も無いことだって思う。会社に入る前にそこまで決めている人ってそんなにいるものなのかな?もしいるならば、すごく優秀な人だなって思うと同時に、その時点でそこまで絞りきっちゃっていいの?と心配に思う。

結局は、与えられたものを好きになる能力があると思っている私にとって、所属している会社は好きだし、やっている仕事も好きなので、きっと大企業でもベンチャーでもスタイルが変わることはないと思う。元記事に「好きを貫く」ことの重要さを訴えられているけれど、告白ですらするよりされたことの方が多い受け身の私にとっては、そこまで貫ける好きを持っているだけで尊敬に値する。これだから最近の若者はとか言われちゃいそうだねw

最初に入った会社は大企業ってほどでもないけれど関東には支社いっぱいあったので、親の勤務先の取引相手ということもあり、内定取ったとき知ってる会社で親が安心したってのが一番の親孝行だったかな(田舎モノ思考)。ずっと親元離れているからね。他にも孝行しろよって話だけれども。反面、外に出て飯を食える能力がここで育てられるかと言われたら非常に難しいね。アピールできることが経験ばかりで、外向けの実績がない。・・・なるほど。会社の内側ばかり見ているからかもしれないな。大きなものの中にいると、外を見なくても良いことが多い。社外での勉強会に刺激が多いのは、外を向いている人たちが集まっているからかな。その機会は大切にしていきたいなと思い直した。


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コメント

初めまして。Yoshiと申します。
大企業の社員・・というか大企業から内定をもらった者(まだ大学生なので)の一意見です。

>会社に入る前にそこまで決めている人ってそんなにいるものなのかな?もしいるならば、すごく優秀な人だなって思うと同時に、その時点でそこまで絞りきっちゃっていいの?と心配に思う。

今現在、どういった仕事がしたくて、どういう目的を持ってその仕事に就きたいという理由はあります。また、将来このような技術者になりたいという目標もあります。
で、現時点でここまでしぼっていいのかって話なのですが、私の場合は今現在、その仕事を大学での研究、アルバイトを通して楽しいと思い、今の職種を選択しました。それは単純に楽しいからです。ただ、将来的に同じように楽しいと思えるかというとそうではないと思います。
結局何がいいたかったかというと、仕事をしていくうちに知識の幅は増えるでしょうし、興味の対象も変わってくると思います。もちろんそれに伴って志望職種、理想の技術者像も変わってくると思います。なので、就職先を決定するときは絞った方がいいと思いますし、絞らないと逆に企業から見透かされると思います。

最近思うこととしては、こういった変化を楽しめる人が技術者として成功するのだと思ってたりします。

「それぐらいわかってるよ」orかんに障る部分がありましたらコメントの削除をお願いします。駄文失礼いたしました。

投稿: Yoshi | 2007.06.01 20:34

Yashiさんコメントありがとうございます。
変化を楽しめるってこと、重要だと私も思います。好きでないことはできないという考えは、最も応用の利かない人ですからね。
自分のやることがすぐ好きになってしまう性格ですが、やはり変化は対応するまでに少々時間がかかってしまうタイプ。そこを楽しんでみようと思います!

投稿: まなめ | 2007.06.02 00:04

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