私の舟券の買い方
最後に“今の”私の舟券の買い方を書いて終わろう。
まず、買うのはGI以上の記念レース限定。実力差の大きい一般戦ではインの利はそんなに大きくない。単にB1級以下の選手を知らなくてスリットが全く読めないというのが大きいかな。一般戦でも12Rになれば記念クラスが並ぶこともあるので応用可能かも。ただ、私自身一般戦に行くのは正月・GW・盆くらいなのでなんとも。
当然ながら、頭は一号艇固定。あとは2着を探すだけの二連単のみ。三連単とか夢見すぎ。的中率0.8%を買うくらいなら、的中率3.3%を買いましょう。流せば同じって言うけれど、流した時点で3枚のはずれ舟券買ってるんだよ?はずれ舟券をできるだけ購入しないことが重要。要するに買い目を絞るということ。基本的に2通りしか買いません、私。1-2、1-4とかw
ベッドマネージメントはレース間で。オッズもできるだけ見ないことを推奨します。まず朝レース場についたら、どの一号艇が一番勝ちそうかを探すのです。今見ているレースは1枠が本命と思ったとしても、それよりも1枠が絶対勝つと思うレースがあるならばそっちのレースで勝負しましょう。これが裏目に働くこともあるけれど、それは自分の眼力のなさを悔やんで出直しましょう。
かつては1レース1,000円で固定して一日12,000円稼ぐぞと張り切っていた私ですが、今は自信のあるレース以外は1レース200円で、その分勝負レースに張る形です。最低でも1日12R中8Rは200円しか買わないようにしているので、本当に自信のある4レース以外ははずれても全然痛くない!(この辺は金銭感覚壊れてますので注意)
あとは、どんな組み合わせがイン逃げ的中しやすいかを覚えるだけなのですが、ここが一番難しいところ。感覚的な部分も多く、時代の流れと共に変わっていく部分でもあるので、常に競艇を見続けていないと選手の変化に気づきにくい部分もある。その日の流れも重要で、ずっと水面で同じ時間軸を共にしていたからこそ分かる流れってのもあると未だに信じているくらいなので。
慣れた場だと、例えば多摩川とかは一日3回イン逃げが必ずある(と思っている)ので、前半外から決まっている場合、終盤まで力を溜めて10Rから勝負!勝負!勝負!なんてこともしてるし。あとは、中盤の誰が勝ってもおかしくないだんご戦。優勝戦の誰もが勝てる何かを持っているのとは違い、誰もが何一つ抜きん出ていないレースはイン逃げ狙い目とか。逆に、ナイター照明ついてすぐのレースは波乱多くて買わないとか、この辺まで来るとジンクスの域だけど。誰でも分かるレベルだと、前付けでインが深くなりそうなレースは勝負しないとか、そんなのまで。
それでもやっぱり重要なのは選手。私は「重い」「軽い」で選手を区分していて、インにどっしり座って負けないレースをできる選手を重い、例え外枠でも強気に攻めて頭を取れる選手を軽いとし、軽い選手がいるレースでは勝負できず、重い選手ばかりだとみんな相手なりに走るので 1-2 がものすごく固くなる。スタートも重要でばらけるようなレースではインの壁になってくれる選手が不在で勝負できない。要するにド本命のレースとは、腕の差がほとんどなくて波の激しい選手も不在の枠なり単調レース。通称「なんだこのレースは、つまんねえなあ」。そんなレースが一番の楽しみである私。
本命党の心構え。ギャンブルというと一攫千金なんて単語がついてくるかもしれないけれど、私は生活かけているわけでなく単に競艇が大好きなだけですので長いこと舟券買って楽しめればいいんです。そのためには、ローリスク・ローリターンで当てる喜びをこじんまりと味わう程度で十分だと思ってます。そのためには、本命が来たら舟券が当たる喜びを、穴が来たらおもしろいレースが見れたと満足するくらいが一番良いと思います。大穴を的中させ、なおかつ大穴になるような波乱のレースを同時に楽しもうというのは、ちょっと欲張りすぎだと思ったのです。
1.私が本命党に至るまで
2.本命党の視点と穴党の視点とでは見える世界が違う
3.私の舟券の買い方(この記事)
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