ブログで論理思考のスピードを身に付ける
ブログを書いてることも、頭の中にあることを瞬間的に出せる訓練なのかな、と思うことがよくあります。
まさにその通りなわけで、これは非常に役に立つ訓練だと思います。そして、この記事でも「瞬間的に出せる訓練」「スピード感が大事」と言われている通り、ブログを書くことはスピード感を鍛える訓練なのです。
ここで一つ勘違いしてはいけないことがあるのですが、スピードというのはネットの流行に素早くついていくことのスピードではありません。自分の頭の中にあることをどれだけ早く記事にできるかという方のスピードです。
ブログを書く作業というのは、自分が思っていることを相手が理解できるように、みんなに伝わるように書く作業だと思っています。ときどき、「更新するネタはあるけれどブログが書けない」とか「途中まで書いたけれど最後まで書ききれない」と言う人がいますが、そういう人は他の人が理解できる文章にすることが苦手な人なんだと思ってます。そういう人にこそブログは最適のツールで、自分の思ったことを言葉にして書くことで他人に“自分の思いを伝える能力”が鍛えられます。
また、自分の頭の中にあることを言葉にすると、またそこで新たな発見があったりするものです。よく、勉強は誰かに教えた方が身に付くって言うけれど、まさにそのとおりで、言葉にしてみると自分の知識を客観的に見ることができるんですよ。自分の弱点に気づかず他人の弱点ばかり指摘している人は、一度自分の知識をブログに書き出して客観的に見てみたら良いと思うんですよね。自分の頭の中にきっちり収まってた知識も外に出してみたら穴だらけかもしれません。
こうして、自分の脳をブログという外部装置に出し続けることによって“スピード”が鍛えられていくと思うのです。このスピード、私は未だに苦手で、ブログではまともなことを言ってますが、実際に会って突然質問されると答えに詰まってしまうときがあります。もしかしたら、ブログを考えてから書かずに、書きながら考えているからかもしれません。書いたものを読み返して思考を深めながら記事を起こしているのですが、これを通常の会話に当てはめると発言を口にしてからそれについて考えるって形じゃないですか。でも、実際は一度口にしちゃったものを訂正できないときだってありますよね。だから本当は頭の中である程度考えてから記事を書くような方法が良いのかなと思うこともあります。
何かのインプットがあったときに、自分の思ったことを言葉にする。単語の羅列ではなく、一つの文章として。ブログでこの一連の行為を繰り返すことによってスピードを鍛えられれば、咄嗟の質問にも即座に答えられるようになるのではないでしょうか。
反復練習は偉大なり。
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