それは努力じゃない
「これだけ努力したから、成功するかな?」
「そうとは限らない。」
「でも、成功した人はみんな努力しているよ。だから努力しないと成功しないんだよ。」
「それも少しだけ違う。」
「努力もしないで成功するのは天才だけだよ。そんなやつはほとんどいない。」
「じゃあ具体例を出すかー。そういえば、小学生の頃に町内のスト2大会で優勝したとか言ってたよね?」
「おう、俺のブランカは最強だったんだぜ!」
「その時って努力した?」
「まさかー」
「でも、毎日スト2やってたんでしょ?」
「そりゃもちろん。楽しくて楽しくて、親に止められてもやってたよ。夢中になっちゃうと時間なんてあっと言うまに過ぎちゃうし、学校以外の時間はずっとやってたかもしれない。」
「そう、それ!」
「え?」
「“夢中”ってことが大事なんだよ」
「え?ええ?」
「成功した人に聞くと、そんなに努力はしていないって言うだろ?あれは、本人は本当に努力していなかったんだと思うんだ。でも、実際に成功者の近くにいた人に聞くと毎日とんでもない努力をしていたなんて言う。」
「そういうの良く聞くけど、本人は謙遜しすぎだよな」
「多分、謙遜なんかじゃないと思うよ。単に、本人は夢中だっただけで、時間ですらあっという間に過ぎちゃったんじゃないかな。」
「あー、そういうことか。努力というのは、夢中を客観的に見た言葉なのか。」
「そう。だから成功に必要なのは努力じゃない。夢中になるってことなのさ。」
<まとめ>
好きになれ。
楽しめ。
そして、夢中になれ。
なんてことを、以下のの2記事を読みながら思ったのである。
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