プログラミング初心者はギークから学べるのか
初心者はプログラミングをどうやって学ぶと良いのだろうか? - Geekなぺーじを読んで。
私はSEでありプログラマではないのでプログラミング力などほとんどないけれど、それでもなんだかんだ13年以上プログラムに触れているので、仕事を効率化にこなせる程度にはプログラムを使えているつもりである。
ベーマガに載っているN88BASICプログラムを入力して遊んでいた頃は除外して、最初に触れたプログラミングはCとPascal。私の基本的な知識はこのときのもので、ちょうどバイトでDelphi3.1を使ったアプリ開発をしていたこともあってPascalの色が強い。その後、Lisp、ProLogを大学で学び、会社入ってからはCOBOL、VBA、VB、C#、Java、PHPと触れているがメインの言語がCOBOLだけに技術力とは無縁な立場にいる。それでもC#、Java、PHPを独学したくらいの興味はあるんだけれど。
そんな私が学んできてずっと思っていたことは、私はC言語から学び、Java、PHPと進んできたが、今の人はいきなりJavaやPHPから学ぶのである。構造化プログラミング言語からオブジェクト指向言語へと順を追うのではなく、いきなりオブジェクト指向言語を学ぶのだ。はっきりいって理解できるのか非常に疑問に思う。それは日本語→英語ではなくいきなり英語を学ぶようなものなら良いのだが、低級言語→高級言語といきなり高級言語では、中身の動きを知る知らないの世界で違うと考えちゃうんです。1を学ばずに3から学んでいっていいの?って違和感。
しかし、実際に現在の学生はいきなりJavaでオブジェクト指向から学んだり、ましてやいきなりPHPでスクリプト言語を学んじゃったりするわけですよ。それでいてプログラミングを理解して、いずれギークと呼ばれる人が出てくるわけじゃないですか。でも、今ギークと呼ばれている人の多くは私みたいに低級言語で構造化プログラミングとかそれ以前の技法を使って、ハードに近い部分から順に高い次元にステップアップしているわけじゃないですか。だから、きっと考え方が全然違うんじゃないかと思うんですよ。数学で定理を証明せずに公式として使っている感覚?だったら今からプログラミングを学ぼうという人や初心者の人は、最近学び始めた人に聞いてみるのが良いと思うんですよ。最終的に同じところにたどり着くにしても、通る道は今と昔ではきっと違うと思う。挫折する場所も違うと思う。だから、近い人に聞くべきだと思うんだ。
ネットにはギークがいっぱいいるけれど、彼らの言葉には心に響くものがいっぱいあるけれど、案外身近なちょっとだけ詳しい人に聞いた方が役立つんじゃないかな?どうだろう?
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