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否定は夜更けすぎに糧へと変わるだろう

否定されることを恐れるな、否定することを恐れるな。拒絶によってそこに輪郭が生まれる - ミームの死骸を待ちながらを読んで。

はてブのコメントについては、「ブログを充実させるためには「反論」も必要」「ブログ論者に批判トラックバックを送るやさしさ」「ブロガーとしての満足感をどこに感じるか」「読者の反応にブログの楽しさがある」「はてブネガコメを嫌がるアナタへたったひとつのアドバイス」「私はコメントをしたいのではなく、はてブをしたいのだ」といった感じに、いろいろ書いてきました。

こんなにも書いてきた理由はたった一つで、良いブロガーほどなぜか打たれ弱いんですよ。そんな良いブロガーさんがはてブコメントに悩んでブログを辞めてしまうのをいくつも見てきたからなんです。だから私は、そういうブロガーに「大丈夫ですよ。怖がらなくて良いですよ」と安心感を与える記事を書きたかっただけなのです(伝わったかどうかは別として)。その方法として、否定は受け入れるという元記事の意見にはとても納得でき、否定への返信は一晩考えてから消化した方が良いと思っています。

ただ、私は何かおかしいのか、はてブのコメントに否定を感じたことがほとんどありません。また、自分自身で「違うよ」とコメントしていても、それは否定(Aに対するA’)ではなく、別の意見(AよりもBの方が良いと思う)を述べていることの方が多いのです。後者の方は案外多くの人がやっていると思います。人は何か意見を見ると、何らかの意見を持つのです。それを利用したのがソーシャルクラウドで、それで流行っているのがTwitterなんだと思っています。意見を言う発信者側は否定と思っていなくても、受信者側が否定ととらえたり、上から目線と化に足りすることが案外多いのではないかと思うのです。

基本的に、自分の記事への意見はすべて視点の追加だと思っています。はてブコメントやトラックバックなど、手段による意見のブレはあるものの、基本的には同じことを同じスタートラインから考え始めたら通常同じ結論に辿りつくものです。それを違う結論に辿りついているということは、その人のスタートラインが違うのか、自分のスタートラインがおかしいのか、スタートからゴールに辿りつくために使った方法に違いがあるのか、自分の気付きが不足しているのか、たいていそんなものです。

多分ここが大事なんじゃないかと思っていて、否定を否定のまま受け止めていてはいずれ蓄積が爆発してしまいます。別のもの(私の場合は「視点の追加」)に消化できる人はほとんどダメージも残さず許容できているし、むしろ糧にしている人までいる。これを機に、否定意見との付き合い方を見直してみてください。きっとそれは“否定”ではないですから。


追伸。2010年1月1日で、このブログも開設5周年を迎えました。これからもよろしくお願いします。

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» 否定は夜更けすぎに駒へと変わるだろう 窓野総合研究所 第51回 [アホ理系青年の主張/窓野マサミ・非公式Blog]
えらくマジメなブログ論記事があった。304 Not Modified:否定は夜更けすぎに糧へと変わるだろうである。私の解釈としては、批判コメントも糧にしても、いいんだよ。という内容だろうと思ったけれど、もしかしたら、解釈違いかもしれないので、詳しくはそちらのブログで。 ...... [続きを読む]

受信: 2010.01.06 23:37

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