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今どんな番組を放送して欲しいか

技術者って魔法使いなんですよ。

ITproでも、「システムエンジニアは、コンピュータを使って顧客の夢をかなえる仕事」と書かれてるじゃないですか。技術者ってその人の持つ専門技術で、それを知らない人にも使えるものを作り上げ、世の中をとっても便利にしているんです。その技術を知らないエンドユーザからしたら、それはもう魔法なんです。

3月11日に東北地方太平洋沖地震が起きました。それからというもの、テレビが震災ニュース一色に変わってしまい、私は全くテレビを見なくなりました。なんか、見ていると不安ばかりを煽っているようで見ていられなくなったのです。その土日は風邪で寝込んでいたのですが、週明けの東京は計画停電やら買い占めやらが起きていました。

テレビをつけたら、何度も何度も同じようなシーンを流し、似たようなコメントを繰り返し、停電や原発について過剰に危険性を訴えているように、私には聞こえました。これではずっと見ている人は不安になり、買い占めや差別といった過剰な反応を示してしまうものです。

いやいやいやいや、その行動は違うでしょ。と私が思ってもそれを伝えることってほとんど無理なんですよ。テレビの持つ影響力はすごいんです。そういう世代に育ってきたんですから仕方ありません。文化を変えるには世代を変えるしかないと私は思っているので。

では、どういった内容の放送をしたら良いのかって考えてみるわけですよ。で、私が勝手に思うに、真実を知りたいって人と単に安心させて欲しいという人の二種類が大半だと思うんです。真実を知ったうえで正しく行動できる人はほんのわずかなんです。それを自分の信頼している人が納得して、みんなに安全ですよって言うだけで多くの人が落ち着くんじゃないかと思ったのです。

でも、テレビってそういうメディアじゃないんですよね。視聴者を不安にさせて購買行動を起こさせることで、スポンサーを儲けさせてきたわけじゃないですか。落ち着かせることのできる人ってほとんどいないような気がするんです。最近では、池上彰さんが一番ですかね。分かりやすい言葉で説明して、多くの視聴者を納得させることのできる人って。

しかし池上さんも専門外なわけじゃないですか。現場でやっているのは東京電力の技術者なわけですし。だったら、彼らを信頼できるような番組を流せば良いと思ったのですよ。現場でがんばっているエンジニア達のプロモーションビデオを流せば良いのです!!

心配してテレビにかじりついていても事態は好転しません。視聴者だってトップに対して重箱の隅をつつくように失態を指摘することで毎年のように変わる総理を見て、それが良くないことであると十分気づいていることでしょう。それよりも、プロを信じて、被災者でない我々は日常に戻り、稼いだお金をできるだけ募金するのが一番だと思うのです。そんなときに、現場の技術者の紹介ビデオが放送されていたら「ミスター原子力の佐藤さん」とか「○○のプロの鈴木さん」といった顔を思い浮かべることができたら良いと思うのです。

がんばれ、現場の技術者達!


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