この人なら大丈夫と思われる人になって欲しい
「最近の若者は」なんて言葉は好きではないけれど、私の後輩はよく言われる最近の若者のような人だったりする。
1.敬語を話さずタメ口
2.メモを取らずに同じ間違いを二度する
3.自分の非を認めない
といったところがあって、今でも気になるのですが。
上司にタメ口でもお客さんに敬語使ってくれれば良いのですが(使ってないだろうなー)、メモ取らなくてもちゃんと覚えててくれれば良いのですが(同じ作業を二度やらせたら前回と同じ作業できなくて困りましたが)、まあこの二つは許せる範囲内なんですよ。いや、だいぶ許せてないですけど。
でもね、「私は悪くないですよ」って口癖だけはどうにかして欲しいんですよ。実際悪くはないのですが、悪くなければ良いっていうのは違うじゃないですか。個人というレベルで言われたとおりにやっただけだけれど、お客に対して出したアウトプットが間違っていたという事実に代わりはないわけで。
仕事を依頼する側にたった場合、どういう人なら信頼できるかって考えて欲しいんです。指示したとおりに実行するというのは当たり前ですし、ただ命令に従うだけなら機械でもできます。あえて頼むなんてことはないと思うのです。人間に頼むとなると、言われたとおりにやっていても気付くことってあるじゃないですか。なんとなく違うんじゃないかっていう違和感に。そういう感覚を一番期待していると思うんですよ。
言われたことだけをやってくれる人の需要はあるけれど、それだけならできるだけ単価の安い人材に依頼するじゃないですか。だからより高いコストを出してでもこの人に依頼すれば大丈夫って思われる人になって欲しいわけですよ。そういう人になれるよう教育するのが私の仕事なのでしょうが、そういうのは人に教える立場になるのが一番理解できるんですよね。早く彼女に後輩が入ってくれたら良いなと思う毎日です。
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コメント
上司にタメ口、っていつも思いますけど、すごい根性ですよね。
全員がそうならともかく、一人二人だけって異常な光景です。
>仕事を依頼する側にたった場合、どういう人なら信頼できるかって考えて欲しいんです。
やっぱりそうなんですよね。
わかってはいるんですけど、難しいです。
投稿: ハマの三文芝居 | 2012.09.01 22:11