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私のお気に入りの本2015

私のお気に入りの本2008 150冊
私のお気に入りの本2009 73冊
私のお気に入りの本2010 54冊
私のお気に入りの本2011 91冊
私のお気に入りの本2012 60冊
私のお気に入りの本2013 53冊
私のお気に入りの本2014 33冊


 


今年は65冊。昨年の倍は読みたいと言ってたのに1冊届いてないので、もう一冊読んでからこのまとめ書こうかなと思いましたがそんな余裕が年の瀬にあるわけがなくここで断念。それでも通勤が電車になったことから週一ペースで読むことは確保できており満足でございます。それでも西尾維新なり技術書なり読み始めると読みごたえがあって非常に大変なことになるのですが…というか、今年西尾維新11冊読んでるしまだ1冊積んでるとか刊行ペースおかしいでしょ!しかもほとんど超分厚いし!そんな家からチョイスした本を振り返ってみると、クセがあったり、古いけれど定番の本だったりする本が選抜される形となったので、方向性が合いそうでしたら、あるいはまだ読んでいなかったらぜひ読んでみると良いと思います。さて、来年は残る積読約75冊を少しずつ崩していきたいものです(技術書が多くて無理そう)


 


 


★これは野球選手の本ではなく、一流の成功本だ



球団と喧嘩してクビになった野球選手 (双葉文庫)



中野渡 進
双葉社 (2014-03-13)
売り上げランキング: 102,978





 


横浜ベイスターズの中野渡進選手。野球には今や明るくないので知らない選手でしたが、この本を読んで選手時代の彼を見てみたくなりました。でも、プロ野球時代の話は半分程度で、残りの引退後の人生:もつ鍋屋開業に関する話が本当に素晴らしかった。成功本も何冊も読んでいる私ですが、「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」に次ぐ久々の大ヒットでした。全く良い人じゃないけれど、すごく良い人なんでしょうね。雑なことばの中にそういうのが見て取れる本でした(2014年3月発売)


 


 


★数理論理学でミステリを楽しめ



恋と禁忌の述語論理 (講談社ノベルス)



井上 真偽
講談社
売り上げランキング: 53,849





 


純粋に凄い。良いとか悪いとかではなく、ただただ凄いと感じた本。論理的とか謳っちゃう時点で敷居高くして、その通りに論理的にやってのける本ってそれだけで凄いと思う。自分が常日頃論理的な会話や、論理的な報告書を書いたりできないだけに、こういったものを書きあげられると弟子入りしたい気分であります。(2015年1月発売)


 


 


★あのウメハラはゲームだけではなく、ビジネス書も書ける!



1日ひとつだけ、強くなる。 世界一プロ・ゲーマーの勝ち続ける64の流儀



梅原 大吾
KADOKAWA/中経出版 (2015-07-10)
売り上げランキング: 5,068





 


梅原大吾。スト4の華麗な大逆転などで有名な彼だが著書を何冊書いても素晴らしい。ベースは自分の人生を変えた試合を中心に話を進めていく形なのだが、その形式で何冊も出しているのに毎度ターゲットを変えて読み味のある一冊になってくる。「僕は勝負の前に「勝つ根拠」を持つことが何より大切だと思っている。勝つ根拠、つまり「なぜうまくいくと思ったのか」を自分の中で明確にしておかないと勝負する意味はない。」「個性はそれなりのレベルの者が、日々の正しい工夫を積んだ先に出るものだ。だから、自分だけの個性が出るのはかなり先のことになる。」の2つは印象的な個所でした。(2015年7月発売)


 


 


★介護の闇はミステリーを飛び越え問題を提起する



ロスト・ケア


ロスト・ケア
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葉真中 顕(はまなか・ あき)
光文社
売り上げランキング: 177,985





 


今の福祉、介護への問題提起本。一応、ミステリジャンルですが、これは読んで考える”介護の闇”本。この分野については自分も公の場で意見残したくない立場なので、皆が考えてくれたら良いかと思います。作品としては、同意を取らずに主人公の勝手な考えで動いていたからこそ犯人って表現ですが、もしあれが…なんて思うと実際社会がどういう反応するのか気になるところです。(2013年2月発売)


 


 


★宇宙兄弟読者は必読(帯のまま)



ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験 (光文社新書)



大鐘 良一 小原 健右
光文社
売り上げランキング: 19,828





 


今年、油井さんが宇宙に行ったことがだいぶ話題になりましたが、彼が選抜された回の試験が載っており、油井さんブームになる前にこの本を読んでいて本当に良かったと思うほど非常にワクワクさせられる一冊。テーマが採用試験というだけでビジネスの現場にいる人には興味深々のテーマですが、日本で一番難しい採用試験と言われれば余計に気になるというもの。世界で通用するためのリーダーシップを持つ人を選抜するために、どのように試し、どのようにチャレンジしていくか。最高の一冊でした。そういえば先々週「宇宙飛行士という仕事 - 選抜試験からミッションの全容まで」という本が出たのでこちらも近々読みたいです。(2010年6月発売)


 


 


★王雀孫は天才だから仕方がない



 


ラノベから一冊選ぶならこれ。もう信者だから仕方がないね。俺翼とかほんと神のようなシナリオ展開だからね。全体よりも地の文で惚れ込んでしまうと何書かれても天才に思えてしまうのでそれを評価として良いのかどうか分からないけれど私が好きな本をあげるのだからここであげずにどこであげるのか。このまとめを書いたおかげで2巻が出ていたことを知り、さっそく本屋に買いに行こうと思った次第であります。毎年12月発売なの?もっとハイペースを期待してます><(2014年12月発売)


 


 


 


★おまけ:嫁絶賛!八咫烏シリーズを騙されたと思って2冊読んで



烏に単は似合わない (文春文庫)



阿部 智里
文藝春秋 (2014-06-10)
売り上げランキング: 19,393






烏は主を選ばない (文春文庫)



阿部 智里
文藝春秋 (2015-06-10)
売り上げランキング: 8,838





 


今年は結婚という大きなイベントもあったことで、せっかくなので嫁からもオススメ本をいただくことにしました。シリーズ4冊出ておりますがまずは2冊騙されたと思って読んで欲しいとのこと。私も早く読んでみたいです♪


 


 


良い本で良い人生を。来年も良い本に出会えますように。


 


 


 


 


 


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